古民家再生事業

丹保建設の中心となっている事業がこの古民家再生事業です。弊社の古民家再生への思い、古民家再生の会などをまとめてございます。

古民家再生の意義について

環境の保全再生と地球温暖化の問題を考えると、現代の快適な生活を維持しながら、建築の長寿命化を叶える省エネ・安全・健康な建築が求められる時代になりました。古民家には現代が求めるそれらの要求を取り入れながら、次の百年へ受け継いでいける大きな包容力があると考えています。

一般的に行われているリフォームと古民家再生は根本的に違います。効率化を優先させるようなリフォームは、その場しのぎで見苦しいところを覆い隠し、構造補強をすることも少なく、まったく別な建物にしてしまいます。

古民家再生はまず次の百年に繋げるために、基礎から軸組みに至るまで構造的補強を行い、更に当初の姿の歴史性や思い出の痕を、過去から現在、そして未来へと繋がるように残して、その建物でしか出来ない改修を行うことです。

それはかつての職人にとっては難しい事ではありませんが、現代では伝統と現代に通用する豊富な知識と高い技術力でしか実現はできません。また古民家などの歴史的な建物を残していくためには、それらの技術に精通する職人が不可欠であり、またその技術を現実の仕事を通して受け継いでいく必要があります。

私たちは、古民家再生を社会啓発して、職人世界の復活となる伝統構法の伝承と日本文化の再認識をし、限りある文化資産である古民家の保存再生の研究を行っています。 

実際の古民家再生の例

下記に弊社が担当した「芝寿し」の古民家再生の一例をご覧ください。古民家を復元できるように解体し、強度計算などを施し設計した後、必要な建材を追加し現代に蘇らせます。

再現できるように古民家を丁寧に解体
解体した古民家を移動
再度建材を組み直し復元・改築
古民家再生が完了した「芝寿し」

その他数多くの古民家再生の事例がありますのでご参考にいただければ幸いです。

https://tanbokensetsu.com/p/works/shibazushi/
https://tanbokensetsu.com/p/works/fukusuke/
https://tanbokensetsu.com/p/works/house-n/
施工事例一覧

古民家再生の会

丹保建設は「古民家再生の会」をバックアップしています。古民家再生の会は古民家再生を社会啓発し、職人世界の復活となる伝統構法の伝承と日本文化の再認識をし、限りある文化資産である古民家の保存再生の研究を行う会として結成されました。

組織概要

会長鹿熊 秀夫(事務局、営業部、設計部、技術部会全統括)
副会長金田 仁(営業部会長)
副会長土居 正(経理、技術部会長)
副会長松川 秀幸(設計部会長、事務局補佐)

大工、設計士、建築関係者の各プロ集団会員21名

伝統木造技術者のユニオンをめざした取り組み

a 幅広い業者及び専門技術者の協力体制

北陸の設計者、職人、建築会社、シルバー営業者が、実際に行われた民家再生を皆の実績として共有し、設計及び職人会員が専門知識をもって支援体制の下に営業と啓蒙活動を行う。

b 専門技術者の信頼のおける仕事

伝統木造技術に精通する設計者と職人の技術者が設計から工事まで一貫して行い、民家の魅力を損ねることが無いように現代社会が求める性能と省エネや環境に配慮をした設計を行い、高品質で資産価値の高い民家再生が可能となる。また、次の世代の技術者も実際の仕事を通じて育てていく事が出来る。

c 税制や不動価値の啓蒙

健康的で快適な長寿命省エネ住宅を追及する事により、今後の税制改革において優遇させる事を説明する。また、長寿命で増改築がし易い古民家(伝統工法)は、家族の変化や個人の居住ニーズに合わせ易く、住み替えにおいても円滑できる可能性が在り不動産価値が高い事を啓蒙して長寿命の住宅の建設を推進する。

d 故郷の森の木の住まい造り

地域で生まれ育った自然素材は同じ環境で使われるので、温度や湿度が変化するその地域の自然環境にも耐えて長持ちします。また、都市と森林は家づくりを中心とする木材の生産と消費という関係で深く結ばれ、都市は森林から多くの恩恵を享受しています。故郷の森の木を活用する地産地消は、地域の林業を活性化させ健全な森林を育てることになります。

古民家再生の会のページ